・彼女と俺の恋染同棲
名雲 彰と久慈川 みやびは子供のころよく遊んでいた幼馴染。
親同士も顔見知りで家族ぐるみでの付き合いをしていたが、みやび達が引っ越しをしたため、ここ数年疎遠になっていた。
そんなある日、「お帰りなさい彰さん、一日お疲れ様でした」学園から帰宅した彰は自宅でみやびに出迎えを受ける。
曰く、彰の学園に転入するために引っ越してきたのだが、住む家が決まっておらず、彰たちの親からは居候してもいいという話を頂いているのだという。
しかし、いま彰の両親は仕事のために家を空けている状態。二人っきりになってしまうと困惑する彰にそれでも構いませんと笑顔で返すみやび。
尚も困惑する彰ではあったが、みやびの一緒にいたいという想いも無下にできず、しばらく様子をみてみようという話で落ち着く。
こうしてハラハラドキドキの二人っきりの生活がスタートするのであった。
・僕と彼女のご奉仕同棲
津田彗は曾祖父が残した古い洋館に、親代わりである老家政婦の世話を受けながら、二人で暮らしている。
しかし、ある日、その家政婦が事故に巻き込まれて怪我を負い、当面のあいだは入院するということになってしまった。
たまたま事故現場に居合わせた彗の同級生、鹿島詩乃は事情を聞いて、ならば自分が家政婦の代わりに彗の世話をしようと申し出る。
かくして、同級生に自分の身のまわりの世話をしてもらうという、ドキドキの毎日が始まった――。