(1)愛する妻が目の前で他人棒に貫かれ、よがり喘いでいく。
ようやく取れた有給休暇を利用し愛する妻『佐々木芹香』と先延ばしになっていた新婚旅行へと出かけた『佐々木祐司』。
だが、タイミング悪く二人は旅行先で地震に遭い、宿泊施設の中に閉じ込められてしまうことになる。
ただ、不幸中の幸いで二人が閉じ込められた施設は耐震研究のための施設であったため、食料も水も十分に在り、施設の管理人の茂野と共に、救援を待つことになる。
だが、男女三人が閉じ込められた密室の中、芹香を見つめる茂野の目は淫らな光を湛えたものへとなっていく。
そして閉鎖された施設の全権を手にした茂野の、むき出しになった欲望は芹香に向けられ、思うがまま弄ばれていくことに……
そんな風にして他の男に抱かれ、乱れる妻を祐司は絶望的な思いとともに、ただ堪えていく事しか出来ないのであった……
(2)愛する妻の穴は他人の穴だった……
篠宮宏明は、愛する妻柚香と愛情に満ちた結婚生活を送っていた。
そんなある日、海外でフリーライターをしている宏明の兄、驤黷ェ一ヵ月ほど帰国するという連絡があった。
紆余曲折の末、新しく家を借りるのもなんなので、ひと月程度なら自分の家に住んだらどうだという宏明の提案に乗ってくる驤黶B
こうしてヒロインを交えた三人での暮らしが始まっていく。それが、全ての悪夢の始まりとも知らぬまま……
(3)愛する妻、渚の浮気告白
宗方博はある日、妻である渚の携帯に不倫を仄めかすメールが着信していることに気づく。
奥手で引っ込み思案な渚に限って、まさかそんな事は無いだろう。
そう思いつつ『渚は他の人としたことあるか?』と聞いてみる。
『実は、少しだけ……』
男性経験は自分だけの筈の妻。
それは他の男の腕の中で汗だくになりながら快楽にとろけていた、絶望の”浮気告白”だった。