突発的な魔法災害が各所で起き続けている地上世界。
極秘研究機関「エニグマ」はこの世界が魔法によって壊れていっていると考え、魔法の力すべてを選ばれし自分たちが管理し、世界を統制し支配するという野望を露わにした。
野望達成のための彼らの最初の目的は、地上に魔法をもたらした“元凶”、「魔法戦士」の力を暴き、盗み、自ら揮うことだった。
エニグマは魔法戦士「レムティアシータ」こと「彩姫くるみ」の魔力を奪おうとする。
これまで数々の辱めを受けて敏感になっている肢体を責められ、レムティアシータは窮地に陥る。
そこへ謎の少女が現れ、レムティアシータを救う。
それはロアの女神近衛団から派遣された新たな魔法戦士、「レムティアイオタ」だった。
ゼーロウの残党が地上で進めているという計画の調査と、それを阻止する使命を帯びてやってきたというレムティアイオタ。
だが彼女はシータや他の魔法戦士と協力することなく一人で行動し始める。
レムティアシータたちはエニグマの野望を阻止し、地上を再び平穏な世界へと戻すことができるのだろうか――